廣田です。
残暑お見舞い申し上げます。
ようやく夜の気温が下がってきて寝やすくなってきましたね。
しかし昼間の気温との差が大きい時期でもありますので体調を崩しやすいです。
夏の疲労も現れるので、ゆっくりお風呂に入って体を温めてから休んでくださいね。
さて、毎年この秋の連休には登山に行くことが恒例になっています。
今年は7月から週末の天気に恵まれなかったので、あまり遠征ができてませんでした。
毎年新しい山に登ろうと思っているので、今回がチャンス!
選んだ山は「北八ヶ岳」
昨年は「南八ヶ岳」の赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳を縦走してきました。
なので今回は「北八ヶ岳」の蓼科山、北横岳、大岳、双子山を縦走するプランです。
土曜日の仕事が終わってから準備をして長野県の佐久市を目指しました。
天気予報は晴れ時々曇り。ところが諏訪市に入ったところで小雨が降り始める。
登山口の大河原峠に向かう山道は濃霧で運転がしづらい。
こんな時はチャンス!
駐車場に車を止めてさっさと車中泊。
4時半に起きて準備を始める。
50台ほど停められる駐車場が8~9割ほど埋まってる。
おそらく前日から登って山小屋に泊まっている人も多いようで、車の中にいる人が少ない。
トイレに行って5時半登山開始!
登山口には腰の高さほどのクマザサが生い茂ってる。
登山開始から2分。
右手のクマザサの中から突然「ガサガサッ、ブチブチッ」と大きい音を立てながら何かが逃げていく。
この高さのクマザサなので鹿なら飛んで逃げるときに姿が見えるはず。
ということはイノシシか熊。
直観ですが、おそらく熊だったような気がします。
熊鈴をつけていたので、向こうが先に察知して逃げて行ってくてよかったですが、うっかり鉢合わせたら非常に危険ですね。
しばらく様子を見て、再び登山開始。
あいにく前後に登山者がいなかったのでスマホで音楽を鳴らしながら進みました。
森の中の一本道なので周囲を警戒しながら進みます。
木々を抜けるとお目当てのものが見れました!
雲海です。
夜に濃霧が出ると高確率で雲海が発生します。
しかし、早朝しか見ることができないので急いで登った甲斐がありました。
1時間半ほどで山頂到着。
蓼科山は岩だらけの山なので短い距離ながら手こずりました。
山頂は地面が無くて岩ばかり。
そんな中にポツンと鳥居がありました。
神社ということは、ここも霊山なのかな?
山頂からは南アルプスや中央アルプスまで一望できました。
せっかくなのでパノラマで撮影!
さっさと下山して次の山に向かいます。
途中の山小屋にはいろいろなグッズがあったので物色。
結局3つの山小屋で3つのTシャツを買いました。
八ヶ岳の山小屋はデザインがいい感じ!
北横岳に向かう道中に池があったので、ちょいと休憩がてらパンタイム。
一人でサクッと登山をするときは、もっぱら食事はパンです。
この池から北横岳までの道中は藤原岳の大貝戸登山道に似てました。
ジグザグに登る感じがそっくり。植生が杉か松かの違いくらい。
登山開始から5時間で北横岳到着。
ロープウェイで途中まで来れるので人が多かったですね。
まだ雲海が見れたので撮影してる方がたくさん。
ちなみに向かいの山がさっきまでいた蓼科山。
さて、次は大岳に向かうのですが・・・難路?
地図をみたら岩石帯で足元注意の文字が。
さっきの池まで同じ道を戻って双子池まで行くルートは1時間40分。
このまま難路ルートで大岳経由で進むと2時間。
体力も時間も残っているのでこのまま進むことにしました。
岩石帯の表示の通り、岩だらけでした。
難しいというよりは面倒くさいというイメージ。
で、1時間弱で大岳到着。
看板も無く、ガスで景色もなかったです。
わざわざ分岐で道から外れて寄ったのですが残念。
さて、ここからのルートはなかなかのアドベンチャーでした。
ごつごつした岩の上を八双飛びのように進みました。
時には落ちたら大けが間違いなしの場面も。
何度か足をくじきそうになりながら慎重に進みました。
おかげで倍疲れた。
八ヶ岳といえば苔が有名ですが、癒される余裕はなかったです・・・
有名な双子池ヒュッテに到着。
ここには池が二つありまして、
雄池
雌池
この湖畔を歩くのを目当てに来る方も多いそうですが、疲れてたのでパス。
あともう一つ山を越えなければならないので。
最期の山、双子山に向かいます。
ありがたいことに、このルートが一番緩やかで楽でした。
池巡りしとけばよかった・・・
登って降りても1時間もかかりませんでした。
8時間弱で終了しました。
今回のコースはこちら。
南八ヶ岳は尾根歩きでしたが、北八ヶ岳は森歩きでした。
好みが分かれるところですね。
下山後は温泉に入ってさっぱり!
でも疲れてたのか腕時計を忘れてきてしまいました。
翌日電話して郵送していただいて戻ってきたので一安心。
家に帰りつくまでが旅なので気をつけなければいけませんね。
このダメージが抜けたら再来週のハーフマラソンの練習をせねば!